SNSアフィリエイト:成功者達の戦略を学ぶ 5

アフィリエイトする商品が決まったら徹底的にリサーチする

アフィリエイトは見込み客に商品を購入してもらって初めて報酬が発生します。つまりアフィリエイト報酬を受け取るという事は、あなたはその商品を見込み客に紹介して、お金を払って手に取ってもらう必要があるという事です。


当然見込み客は、その商品が「欲しい!」と思わなければお金を払って商品を手に取って
くれません。


見込み客から成約を取っていくには「欲しい!」と思ってもらえるようにその商品の魅力をできる限り伝えていく必要があるわけです。なのでできるだけ購入し自分自身で体験した魅力を伝えていった方がいいというわけです。


ディズニーランドに行ったことない人がディズニーランドの魅力を伝えることは難しいですよね。高級寿司を食べたことない人がその魅力を伝えることは難しいですよね。そうゆうことです。


特徴とベネフィットの違い

まず、商品の「特徴」と「ベネフィット」の違いについて詳しく説明します。


商品の「特徴」とは、その商品が持つ独自の強みや機能です。
これは、売り手側の主張や商品の個別の特徴を示すものです。


例えば、あるドリルの特徴として、「耐久性が高い」「充電式でワイヤレス使用可能」といった点が挙げられます。
一方、「ベネフィット」とは、その商品を手に入れることで得られる利益やメリットのことを指します。
これは、買い手の立場から考えた場合の商品の利点です。


例えば、先ほどのドリルのベネフィットとしては、「簡単に穴を開けることができる」「作業時間が短縮される」といった点が挙げられます。
「特徴」と「ベネフィット」は似たような概念であると思われがちですが、実際には異なるものです。

特徴は商品自体の特徴や機能を示し、ベネフィットは買い手が商品を手に入れることで得られる利益を示します。
重要な点は、買い手が特徴ではなくベネフィットを求めているということです。


商品を購入する顧客は、商品そのものを手に入れるためだけではなく、商品から得られる効果や利益を求めています。


例えば、ドリルを買う人は単にドリルそのものを手に入れるためだけではなく、そのドリルを使って穴を開けることができる利益を得るために購入するのです。
ですから、売り手側は単に商品の特徴だけでなく、買い手が得られるベネフィットを買い手目線で理解し、提示する必要があります。


買い手にとってのベネフィットを明確に示すことで、商品の価値をより魅力的に伝えることができます。
そして、これらのベネフィットを魅力的に伝えることで、ただ単に商品の特徴を伝えるよりも効果的に、見込み客が「欲しい」と感じることができるのです。


例えば、有名な掃除機ブランドであるダイソンの場合、彼らの製品の特徴は以下のようなものです。

・有名なデザイナーが手掛けた、これまでにないデザインの掃除機 

・5000台以上の試作を経て開発された独自のサイクロン技術を採用している 

・独自のサイクロン技術により、他のメーカーに比べて強力な吸引力を実現 

・独自のサイクロン技術によって、その強力な吸引力が一定のまま保たれる
・独自のサイクロン技術により、掃除機に紙パックを使用する必要がなくなった 


これらが製品の特徴です。


また、開発期間や他の掃除機との違いなども、全て商品の「特徴」になります。しかし、見込み客はこれらのことにそれほど関心を持ちません。
彼らが商品を購入する理由は、自分に何らかのメリットがあるからです。


これがベネフィットです。


ダイソンのベネフィットを簡潔に挙げると、次のようになります。

・ダイソンの掃除機を使用することで、今まで吸えなかったゴミも吸い取ることができるため、より効果的にキレイに掃除できる 

・吸引力が一定なので、掃除にムラが無くなり、より効率的に掃除ができる 

・紙パックの取り換えの手間やイライラがなくなる - 紙パックの出費がなくなるため、経済的で、買いに行く手間も省ける

・有名デザイナーが手掛けた掃除機なので、見た目が洗練されており、そのままインテリアとしても使える

・ダイソンの掃除機は高価なため、所有すること自体がステータスになり、人に自慢できる話題になる 

細かい点を挙げればキリがありませんが、何より重要なのは、見込み客が売り手の主張よりも、自分自身にとっての利益を求めているということです。
その利益を伝えることが、売り手側の課題です。
ダイソンの掃除機は、他の一般的な掃除機と比べて非常に高価ですが、それでもなお非常に人気があり、シェアを伸ばし続けています。


この例からも分かるように、ベネフィットは商品の特徴によって生まれるものです。
つまり、商品が特徴を持っているからこそ、ベネフィットが生まれるのです。
したがって、ベネフィットを明確にするためには、まず商品の特徴を理解することが必要です。


まとめ

・商品を十分に理解していないと、説得力のあるセールス(つまり、売れるセールス)を行うことはできない

・説得力のあるセールスを行うためには、商品の特徴とベネフィットを理解する必要がある

・商品の特徴が先にあり、それによってベネフィットが生まれる。

・商品の特徴は「売り手の主張」であり、商品のベネフィットは「買い手の利益」です。

・まず、商品の特徴をリストアップし、それによって「見込み客の利益」を洗い出す(これがベネフィット)

・見込み客は商品の特徴よりもベネフィットを求めている。

・したがって、セールスを行う際には、見込み客の視点でベネフィットを伝えていくことが重要。

・同じ商品特徴でも、見込み客によってベネフィットは異なるため、見込み客を明確にすることも重要。